創業者より代表メッセージ
代表取締役社長
秋山 進Susumu Akiyama
創業への想い
より良い地域を、未来に届ける
私達は長年、秋山工務店として地域で建設事業を展開してきました。高度経済成長による活発な公共事業は終わり、自分達で仕事を生み出す時代が到来し、「不動産業×建設業」という形態の株式会社AKIYAMAを立ち上げました。
この新たな挑戦は、企業利益のみを考えてのことではありません。建物が次々に建つ都会を見ると、渋沢栄一の言葉を借りれば「論語」より「算盤」、つまり経済を優先して大きなひずみが生じています。地方の私達は同じ道を歩む必要はなく、そのひずみを避けてより良いこれからを創っていくことができるのです。
「論語と算盤」で言えば、秋山工務店が「算盤」を、そして株式会社AKIYAMAが「論語」という理想を追求し、この両輪によってより良い地域を未来に届けることができると考えます。
「永遠」である土地を有効活用していく
不動産業を選んだ理由は、建設業で「土地」という不動産に触れ続け、「土地は永遠である」という当然でありながらとても大切なことに改めて気付いたからです。建物や地名が変わっても、土地自体は永遠のもの。目先の利益のために土地を高く売り利益を上げるだけでは、地価の高騰や公害など都会と同じひずみに陥ってしまいます。
今、プラスチックや車の廃車の問題など時代のひずみに向き合う企業が増えています。株式会社AKIYAMAも、地方の不動産会社として「土地という永遠のものを大切に扱う」という使命感を持ち、不動産の意味を問い直し、新たな価値を見出していきます。
良い人が集まれば「面倒くさいこと」を解決できる
私達がやろうとしていることは、利益を追求する企業にとっては「面倒くさい」仕事です。相続問題、空き家対策、農地対策など、そこには必ず持ち主の思いや困りごとがあるため、効率良く利益を得ることはできないからです。
しかし私達は、1つずつでも地域課題を解決したいので、時間や手間はかかりますが「面倒くさいこと」にあえて向き合います。まずは商売にする前に悩みの相談にのり、そのなかに仕事として生み出せるものがあればいいという考えです。地域の方に喜んでいただけるし、土地を少しでも高く売買することよりも1件1件の面白さがあると感じます。
そのために大切なことは、「良い人を集める」「人脈を作る」ということ。秋山工務店での経験からすると、そこを大切にすれば資本は自ずと付いてきます。商売抜きで気軽に悩み相談ができ、地域を担う次の世代が困らないように、真摯なアドバイスや有効活用の提案をするプロの集合体として土地不動産業の一翼を担っていきたいと考えます。